そろそろ自宅にサウナが欲しい!
新築マイホームを購入する予定なんだけど思い切ってサウナも入れちゃおうかしら。
実際に新築マイホームにサウナとチラー付き水風呂、外気浴スペースを導入した私の自宅サウナの実例を紹介するで!
- 新築やリフォームする住宅でサウナを導入したい
- ロウリュができるサウナストーブの選定に迷っている
- チラー(水風呂を冷やす機械)は何を選べばいいか分からない
- 誰のサウナ?:名前/年齢/肩書
- サウナ室の大きさ:約畳
- サウナストーブ:(ロウリュ可能タイプ/単相200V 4.5kW)
- 水風呂:
これが我が家のサウナ!
こちらが我が家の自慢のサウナ室です。
工務店に造作で作ってもらいました。
まだ照明点けてなくてごめんなさい。
暗めの間接照明でメディテーション
(瞑想)サウナ的なことも!
サウナストーブはフィンランドMISA社製 KOLIBRI(泉興産オーダー)
サウナの心臓部であるサウナストーブの選定にはかなりの労力を使いました。
かなり入念に調査を重ねた結果選んだのが、フィンランドのMISA社製 KOLIBRI
MISA社のサウナストーブは
泉興産株式会社さんが日本代理店として取り扱っています。
うちでサウナ室を設計する際も泉興産さんの方がサウナ室の断熱構造や吸排気口の設置方法について詳しくご指導いただきました。
ありがとうございます!
なんと泉興産さんはMISA社製サウナをフィンランド大使館に納入した実績があるそうです!
このサウナストーブはロウリュ可能で、内蔵のサーモスタットで45℃~95℃の間で自在に温度調整が可能なのです。
左のダイヤルがタイマーで、黒いエリアが電源ONの領域。
右のダイヤルが温度設定です。
フィンランドではロウリュはサウナの魂ということわざがあります。
絶対ロウリュができるサウナがいいの!って妻に駄々をこねまくって購入しちゃいました。
サウナ室内観
基本一人で入りますがゲストが来た時は一緒に入ることもあります。
ちなみに時々ですが妻がアウフグースサービスをしてくれています(笑)
アウフグースの練習頑張ったよ!
ドアガラスのiPadでYoutubeや地上波テレビ鑑賞を可能に!
瞑想サウナも良いですが、著者はプロ野球中継や大相撲を見ながらサウナに入るのが好きです。
ということで、サウナでテレビ鑑賞できるようにしました!
断熱性の高いペアガラスにタブレットを置けるしようにして曇らないよう配慮。
※サウナドアの外側がめっちゃ冷えてる時にロウリュすると、断熱ガラスでも多少曇ってしまうこともあります。
これでWi-Fi経由のディーガ(HDDレコーダー)とスマホアプリ「どこでもディーガ」でテレビ番組のリアルタイム視聴が可能になります。
どこでもディーガはiOSもAndroidアプリにも対応しているのでディーガとWi-Fiルーターがあれば手持ちのスマホやタブレットで地上波テレビや動画コンテンツをお楽しみいただけるかと思います。
サウナで使用するBluetoothスピーカーはJBL FLIPシリーズがおすすめ!
筆者はiPadに接続するBluetoothスピーカーはJBL FLIP5を使用しています。
このFLIP5は片手で持てるサイズ(長さ18cm)と小型ながら迫力ある重低音サウンドでサウナで鳴らすには十分な音量です。しかも防水対応なのでロウリュの水飛沫がかかっても平気なのです。
JBL FLIP5は再生可能時間が12時間もあってわしの実際の使用頻度やとフル充電で半月ぐらい充電いらずやで!
高温にさらされると壊れる可能性があるので、使用する際はサウナ内の一番低い位置(温度が低い)に置きましょう。
このモデルは入手はできますが生産完了モデルなので今買うなら最新のFLIP6をおすすめします!
サウナ常設用の耐熱スピーカーは販売されているが高価格
市場にはサウナ施設用の耐熱スピーカーは販売されていますし、著者も当初は導入を検討しておりました。
しかし価格は1つ約3万円〜と高価だし、別途配線工事も必要となります。
またBluetooth接続をするとなると、別途Bluetoothインターフェイスも必要になりトータルコストがかかりすぎるため著者は常設サウナ用スピーカーの設置は見送ることにしました。
ご参考までにサウナ専用スピーカーの商品リンクは下記に記しておきます。
水風呂はウッドデッキに五右衛門風呂を設置
サウナはあっても流石に水風呂がないとねぇ。
いや、水風呂も用意したで。
しかもチラー(冷水機)付きや。
この浴槽は 大和重工 五右衛門風呂 です。
アクリル製のよくあるバスタブだと深さが足りないしスペースもとるし。
ってことで探しまくって選んだのがこの五右衛門風呂!
深さもしっかりあって省スペースなのが決め手です。
やはり水風呂にはある程度深さがほしいと思っていたのでこれはドンピシャだと思いました。
チラーはこれ
オリオン機械さんのRKS400F-S
オリオン機械さんの公式HPで用途事例を見ればこのユニットクーラーはMRIの磁場コイルの冷却や、プラスチック成形の金型冷却など主に工業用が用途だと書かれていました。
どこにも水風呂に〜なんて書いていません。
著者は船舶の国家資格:海技士(機関)を所有しております。
海技士(機関)とは大型の船舶でディーゼルエンジンや、さまざまな機械を運用・整備する人です。
普段から大型船舶のエアコンや冷凍庫、冷蔵庫をメンテナンス管理していることから多少こういった機械のことが詳しいです。
なので、この機械の仕様表を見てなんとなくいけるなーと思ったのです。
実際に1年半使用したところ、約200ℓの水を好みの水温(15℃前後)まで冷やすことができました。
時間をかければグルシン(水温が一桁:シングル)まで冷やすことも可能です!
その他の家庭で使えるチラーについては下の記事でまとめているので
ガンガン水風呂を冷やしたい方はぜひチェックしてな!
外気浴スペースは!?
屋外に露天した外気浴用のウッドデッキスペースにととのいスペースを設けました。
こちらが我が家の露天水風呂兼、外気浴スペース!
やっぱサウナの醍醐味は外気浴やな!
サウナ入浴の動線は完璧
当初設計士さんに書いていただいた図面を特別に公開しちゃいます。
ととのいチェアは?
こちらが愛用しているととのいチェアです。
このウッドデッキに設置して、屋外の風と少し見える空を見ながら毎日ととのいライフを満喫しています。
以前はコールマン インフィニティチェアを使っていたんですが、ハトメの部分が錆びてきてバスタオル等に色移りするから使うのをやめました。
サウナ付き木造注文住宅を建てるなら工務店の資料を一括請求してみましょう
サウナ付きマイホーム建築の第一歩は、建築予定地や建築を希望する地域の会社から資料を取り寄せることから始まるで!
まずはじっくり資料を見て、自分の好みや想いをまとめてみましょう。
その上で、信頼できる建築会社を選ぶことが大切やで!
ハウジングバザールでは、木の家や自然素材を使った住まいをつくる地域の優良工務店や、工務店ネットワークをご紹介しています。
いずれも会社審査を経て掲載しておりますので、安心して工務店へ資料請求して下さい。
サウナ付きマイホームの建築を検討してるんやったら、大手ハウスメーカーやなくて、工務店に直接依頼した方が融通がききやすくておすすめやで!
取材させていただけるサウナオーナー様を募集しています!
当ウェブメディアでは
自宅でもサウナに入れたら最高なんだけどなー
別荘にサウナを作りたい!
だけどサウナの作り方がわからないという方のためにサウナ作りのアイデアやノウハウを発信しております。
サウナにもいろいろな個性があってしかるべきだと筆者は考えております。
例えば…
- マンションの一室にテントサウナを設置した
- 庭が広いのでテントサウナや簡易なサウナ小屋を設置した
- 敷地内にバレルサウナを購入して設置した
- がっつりお金をかけて超豪華なサウナを建築した
- 市販のユニットサウナを設置した
- 薪ストーブを改造してサウナを作った
- フィンランド仕込みのスモークサウナを作った
当ウェブメディアで「うちのサウナを紹介してもいいよ!」または「うちのサウナ施設(貸切サウナなど)を紹介してほしい!」という方がいらっしゃいましたら、当ブログのコメント欄やお問い合わせフォーム、SNSのDMでもなんでも結構ですのでお知らせください!
大阪から日帰りで行ける程度なら直接お伺いいたします。
お住まいが遠方の場合は写真データを送っていただき、オンラインの対話での取材という形を予定しています。
ぜひご協力をお願いいたします!
コメント
コメント一覧 (9件)
初めまして福岡の石川と申します。、僕も家庭用のチラーを探しているのですが、ちなみにこのチラーの稼働後はいかがだったのでしょうか?感想をお聞きしたくてコメントしました。
よろしくお願いします。
石川
コメントありがとうございます!
約100リットル(水温30℃)を15℃近くまで冷やすのに2時間ぐらいかかっちゃいますが、全体的に快適に使用できています!
初めまして!自宅サウナ素晴らしいですね!私もぜひ設置したいと思っております。
間取り図を拝見させていただいたのですがチラーの場所はどのあたりでしょうか?
お風呂の後ろだと濡れてしまうのかなと思いまして。
お教えいただくと助かります。よろしくお願いいたします。清藤
コメントありがとうございます😊
この間取り図には書いてなかったですね。すみません。
チラーの設置場所はビルトインガレージの収納内に収めています。
チラーはメーカーに問い合わせたところ雨による漏電を避ける為屋内の風通しの良いところに設置しなければいけないとのことでした。
当家では収納にチラー収めているので熱がこもるのを防ぐため収納内に換気ファンを、設置しチラー稼働中は扉を開けっぱなしにしています。
ご参考になれば幸いです。
また、何かご質問があればお気軽にどうぞ!
ご回答ありがとうございます!なるほど!ビルトインガレージ内だったんですね!
換気ファンがバックに映っていたのでどこなんだろう?と思っていました。
チラーのシステムがちょっとよくわかっていないのですが水風呂の水を溜めて
そこへチラーのホースのようなものを窯の中に入れて水を巡回させるのですか?
ガレージ内にチラーがあるということは、デッキ下にホースを通してる感じですか?
質問ばかりすみません!お教えいただくと助かります。よろしくお願いいたします。
こちらのブログへチラーの配管系統図を追加いたしましたので是非ご覧になってください。
>水風呂の水を溜めてそこへチラーのホースのようなものを窯の中に入れて水を巡回させるのですか?
水風呂浴槽側に水栓(水を溜めるための蛇口)は設置しておらず、水風呂の溜め方は、チラーの吸入側のの近くの配管に分岐を設けて水栓と接続しています。
その水栓を開ければチラーを稼働していなくても浴槽に水が溜まっていく様になっています。
また、五右衛門風呂の浴槽に「循環金具」を2つ取り付けて循環させています。1つはチラーへの吸入ライン。1つはチラーからの戻りラインです。
モノタロウ等で循環金具と検索すればヒットしますのでどんなものなのかご覧になってみてください。
循環金具は通常1つで往側・戻側と、2つのホースが接続できるので、1つで済むのだと思うのですが、当家では往側、戻側にそれぞれに循環金具を1つずつ設置して循環金具の2つある内の1つのホースラインは殺してあります。(封をしている)
特に工務店に指示したわけではないのですが、そうなっていました。
往側(チラーへの吸入ライン)が浴槽の低位。
戻側(チラーからの戻りライン)が高位となっています。
往側が低位である理由は、水位が低いときにチラーに内蔵されているポンプが空回しにならないようにするためで、
戻側が高位なのは、物理学的に相対的に冷たい水は水浴槽の底に沈んでいくため、浴槽内をまんべんなく冷やすようにする意図があると思われます。
>デッキ下にホースを通してる感じですか?
そうです。
正確に申しますと、ウッドデッキ下のコンクリートに配管を埋設しました。
ブログでの説明がわかりづらく申し訳ありません。
もっと図解と写真で示してこれから自宅にサウナづくりをしたい方の一助になれるよう内容を充実させていきますね。
これからも、私で良ければサウナづくりのサポートをさせていただきますのでお気軽に仰ってくださいね!
詳しく教えていただきまして大変助かります!なるほど!そのような仕組みだったのですね!
となると、五右衛門ぶろに穴をあけて金具を取り付けていらっしゃると思いますが、それであってますか?
もし可能でしたら五右衛門ぶろの上からの写真などがあればうれしいです。なんでもすみません。よろしくお願いいたします。 清藤
ご返信が遅くなり誠に申し訳ございません。
五右衛門風呂の上からの写真、こちらにアップしていますのでご確認くださいませ。
https://www.sauna-daisuki.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_6372-2-2048×1536.jpg
こちらの循環金具の加工と取付はメーカーである大和重工様でしていただきました。
メーカーに問い合わせしていただきましたら対応していただけるかと存じます。
私の購入後の後悔としては、もうワンサイズ大きな「小判型40」にしておけばよかったなと思っています。
私の購入したものは「丸型25」です。
(参考:大和重工 五右衛門風呂ラインナップ)
https://www.daiwajuko.co.jp/housing-intro/goemon/
私の身長(178cm)では体をくの字に窮屈に折り曲げないと肩までどっぷり水に浸かれないですが小判型40だともう少しゆったりできるのではないかと思います。
次に、もし五右衛門風呂を導入されるのであれば大和重工様に循環金具の取付とあわせてフィルターポンプ用の「バス接続管」も2つ取付をおすすめします。
フィルターポンプとは濾過フィルター付きの家庭プール用の浄化ポンプで、これは水風呂にもってこいです。
https://www.sauna-daisuki.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_7807-2048×2048.jpg
こちらの写真のように現在フィルターポンプを無理やり取り付けて稼働させていますが、めっちゃ水が綺麗になるので導入をおすすめいたします。
こちらの写真のようにホースを浴槽の上から入れることも無理ではないのですがポンプの性質上エアが噛んだらポンプが空回りして水を循環させることができなくなります。
この写真のように水面より高い浴槽の縁をまたいで設置すると絶対にエアが噛んでしまいます。
エアを抜くにはちょっとコツが必要です。
フィルターポンプにはエア抜きバルブが付いていますがポンプを水面より低い位置に置かないとうまくエア抜きができないので、はじめから接続金具を介して浴槽の水面より低い位置にフィルターポンプを設置することが望ましいのです。
バス接続管とはこういうものです。
https://www.sanei.ltd/products/pt46-1/
これで浴槽水面下でフィルターポンプとしっかり接続をすればエア抜きの手間が楽になりますし、見た目もすっきりします。
先日大和重工様にメールで問い合わせをしたのですが、こういった穴あけ加工もしていただけるとの回答でした。
清藤様の自宅サウナのご参考になれば幸いです。
またご質問があれば遠慮せず仰ってくださいね。
細かく教えていただき感謝いたします。
大変参考になりました。建築会社と相談し進めてみます!
ありがとうございました!!