サウナ・浴室・家中どこでもテレビを見る方法｜自宅サウナオーナーが解説

サウナの中でテレビが見たいんです！

＼ 蒸風呂好太郎のSNSはこちら／

• Instagram
• Twitter

前提条件｜サウナ内にテレビ/モニターは設置しない

サウナ内を楽しめる適切な温度にすると室温は70℃以上になります。
防水テレビであっても耐熱対応はしていません。

新規でサウナを設計される場合は、テレビを見る前提で窓ガラス（断熱ペアガラスが望ましい）をサウナ室やサウナドアに設けてガラス越しにテレビを見る工夫をしましょう。

音声はBluetoothスピーカーに飛ばせるので、この方法を著者は推奨します。

既存のサウナでテレビを見たいけど、ガラスの窓が無い場合はサウナ室内にテレビ用の断熱ガラス張りのテレビボックスを設けることも可能かと思いますので、ご希望の場合は工務店に相談してみましょう。

これ一つで完結！
ポータブルテレビ プライベート・ビエラ（Panasonic）

Wi-Fiルーターやインターネット環境がなくてもテレビアンテナ線さえあれば設置できます。
※YouTubeなどを見るにはインターネット接続が必要です。

プライベートビエラが一番手っ取り早く、サウナやお風呂でテレビを見るという意味では最適解かもしれません。

TVチューナーとモニターが分離しており、双方間でWi-Fi通信をすることでチューナーで受信したテレビ映像をモニターにWi-Fi通信で映す仕組みです。

防水プライベート・ビエラ製品比較表

UN-10E11だけBluetoothに対応していないのでサウナで使うには向いていないと思いますが、お風呂で使えるという意味で紹介します。

	UN-15LD11	UN-15L11	UN-10L11	UN-10E11
画面サイズ	15V型	15V型	10V型	10V型
Bluetooth対応
防水モニター
防水タッチパネル
テレビ放送 （地上/BS/110度CSデジタル）
内蔵ハードディスク録画	500GB
USBハードディスク （別売）録画対応
裏番組録画
ブルーレイ/DVD再生
動画配信サービス
ラジオ（radiko）
バッテリー内蔵（モニター部）
バッテリー持続時間（地デジ視聴時）	最長約3時間	最長約3時間	最長約3時間	最長約3時間30分
充電時間	約4時間	約4時間	約3時間30分	約3時間30分
ACアダプター対応（モニター部）
リモコン				防水リモコン付属
Amazonリンク	Amazon	Amazon	Amazon	Amazon

録画機能付き｜ UN-15LD11

録画機能も必要な方は500GBハードディスク内蔵のUN-15LD11をお買い求めください。

録画機能なし｜ UN-15L11（15インチ）/UN-10L11（10インチ）

こちらのモデルではBlu-rayやDVDの再生も可能です。

こちらが大きめの15インチモデル。

こちらが10インチモデル。15インチまで必要ない方はUN-10L11の方が良いかも。

一番安価に抑えたい場合｜UN-10E11（リモコン付き）

iPad/Androidタブレット+スマホ連携対応レコーダー＋Wi-Fiルーター

大手家電メーカーのレコーダーはスマホ連携機能を備えた機種を展開しています。

すでにお持ちのレコーダーやテレビがスマホ連携機能に対応している場合は、この方法が手っ取り早くておすすめです。

接続方法はどのメーカーのレコーダーでもたいてい同じで、下記の図で示すように
スマホ連携対応対応レコーダー⇔Wi-Fiルーター⇔スマホ/タブレットをWi-Fi（もしくは有線LAN）で接続します。

各レコーダーの「スマホ連携」機能ではスマホやタブレットのアプリで放送中のテレビ番組をほぼリアルタイムで視聴することが可能になります。（厳密にはネットワークのデータ処理のため、数十秒遅延することがあります。）

さらにレコーダーに録画しておいた番組をスマホやタブレット上で視聴することも可能です。

ちなみに外出先でも高速な通信環境がととのっていればスマホやタブレットで録画番組や放送中の番組を視聴することができます。

対応している大手レコーダーメーカーのスマホ連携アプリは下記の4種類です。

Panasonic どこでもディーガ

スマートフォンアプリ「どこでもディーガ」機能に対応したパナソニックのレコーダー「ディーガ」やテレビ「ビエラ」をお持ちの場合にこちらの方法が利用できます。

ちなみにですが著者はどこでもディーガを使ってiPadでサウナの中からテレビを楽しんでいます。

Panasonic「どこでもディーガ」の詳細は下記公式HPでご確認いただけます。

Wi-Fi環境と対応ディーガがあればすぐにでも設定できます。

どこでもディーガのアプリ設定や、ディーガ本体への設定方法は下記のパナソニック公式ホームページからご確認いただけます。

SONY Video & TV Sideview

SONYの場合は、Video & TV Sideviewというアプリを使えばスマホ・タブレットでテレビ視聴が可能になります。

既に対応しているSONYのレコーダーやテレビをお持ちの場合、Wi-Fi環境さえ整っていればすぐにでもスマホでテレビ視聴が可能になります。

初期設定の方法は下記のSONYのホームページでご確認いただけます。

東芝 スマホdeレグザ

スマホdeレグザのアプリダウンロードと設定方法は下記リンクからご確認いただけます。

シャープ AQUOSブルーレイ 外からリモート視聴

Android™端末⇒「AQUOSリモートプレーヤー」（有料）

iPhone/iPad⇒「DiXiM Digital TV」（有料） iOS 10.3以降に対応

Blu-rayレコーダーを購入するほどでもなくタブレットを所有している人向け！
ネットワークレコーダー＋タブレット

スマホ連携対応レコーダーを所有されていない場合、ネットワークレコーダーを購入されるのも1つの方法かと思います。

ネットワークレコーダーとは地デジ放送をTVアンテナケーブルから受信し、スマホやタブレット、またはパソコンに地デジ・BS放送データを転送することに特化した機器です。

Blu-rayレコーダーのディスクドライブが無いタイプのコンパクトな機器と思ってもらって結構でしょう。

昨今NetflixやAmazonプライムビデオのようなVOD（ビデオオンデマンド）サービスが主流な時代にDVDやBlu-rayなどの光学ディスクをもはや使わないという方も多くなってきたと思います。

しかしVODサービスが主流でもやはりスポーツの生中継などの地デジ放送をスマホやタブレットで視聴したいというニーズはかなりあると思います。

新規でBlu-rayレコーダーを購入するほどでもないと思われる方は通常のレコーダーよりネットワークレコーダーの方が割安で、しかも省スペースなのでオススメです。

主なネットワークレコーダーは下記の2種類がおすすめです。

nasne （HDD内蔵）専用アプリ「torne® mobile」※アプリ別途有料

配線はすごくシンプルです。

nasneの公式サイトはこちらからご確認いただけます。

ちょっと残念なお知らせがあります。

専用アプリtorne® mobile自体は無料なのですが、視聴再生するにも書き出し（録画番組をスマホに保存してオフラインで視聴）するのにもアプリ内課金が必要なのです。

そんなに高額でもないし、買い切りなので一回購入してしまえばずっと使えるのでtorneを利用する場合はアプリ内課金は最初から覚悟しましょう。

	iOS（iPhone/iPad）	Android
torne® mobileアプリ単体	無料	無料
視聴再生機能	610円	500円
書き出し機能	860円	840円

ちなみにこの後に紹介するピクセラ サイトエアーボックス（HDD別売り）と違いnasneはHDD内蔵です。
録画前提で使用される場合はnasneを選びましょう。

ピクセラ サイトエアーボックス（HDD別売り）

こちらのピクセラ サイトエアーボックスの場合、HDDが内蔵されていないので録画は必要ない方におすすめです。
録画する場合別途HDD追加が必要なので、録画する場合は前述のnasneがおすすめです。

ピクセラ サイトエアーボックスの製品比較

ピクセラ サイトエアーボックスのラインナップはいくつかあり、製品比較表はこちらからご確認いただけます。

	XIT-AIR50	XIT-AIR120CW
接続端子	有線LANポート	有線LANポート
対応OS	Windows/Mac/ iPhone・iPad/Android/ Fireタブレット	Windows/Mac/ iPhone・iPad/Android/ Fireタブレット
放送波	地デジ	地デジ/BS/CS
字幕放送
録画	外付HDDで録画	外付HDDで録画
クラウド録画		クラウドストレージ契約が必要
リモート(宅外)視聴
Amazonで購入	Amazon	Amazon
楽天市場で購入	楽天	楽天

Wi-Fi環境もテレビアンテナケーブルも不要！
iPad＋外付けワンセグ/フルセグチューナー

ピクセラ Xit Stick (サイト・スティック) XIT-STK210

こちらはXit StickはLightning端子のiPhoneやiPadに直接挿すだけでフルセグのテレビ放送が視聴可能です。

サウナに大きなガラス窓がある場合は最適！
リア投影スクリーン/リア透過フィルム＋プロジェクター

リア投影スクリーン

サウナ内に大きなガラスがあり、サウナ室の外側にプロジェクターを設置できる環境の場合はサウナ室のガラスの外側にリア投影スクリーンを設置することでサウナ内をホームシアターレベルの大画面で映像を楽しむことができます。

リア投影スクリーンは使用しない場合は巻き上げておけば景色の邪魔にならないので、かなり使えそうな方法だと思っています。

プロジェクターは左右反転できる機能が必要です。
（最近のプロジェクタは左右反転機能は付いているものがほとんど）

プロジェクタの明るさは3000ルーメン以上のものを推奨しているそうです。

リア透過フィルム

リア透過フィルムとは映像も背景も透き通ってみえる不思議な新感覚の半透明フィルムです。

例えばサウナの大きなガラスパネルに貼り付けるとプロジェクタで映像を投射しない場合は景色も楽しめて良いかなと思ったんですが、断熱ペアガラスといえども多少はガラス面が熱くなる可能性があるので、その熱にこのリア透過フィルムが耐えれるのかが心配です。

今後機会があれば検証していきたいと思います。

テレビ配信VOD視聴でまかなう （地デジ＆BS視聴はあきらめる）

NetflixやHulu、U-NEXTなどの動画視聴サービスだけでまかなうのもありかなと思います。

インターネット環境さえあればタブレットにアプリをインストールしてサービスに登録するだけなので一番手軽でハードルが低い方法です。

サウナ窓ガラス越しに通常のテレビを設置

よく銭湯のサウナや大規模なサウナ施設で見られる方法です。
大きいサウナで大画面テレビを 導入するならアリだが、 アンテナ線を配線しなければいけないなど難易度は高いと思います。