
サウナストーンって買ったら結構高くないですか?

川原や海岸で拾ってきた石でもちゃんと選べばサウナストーンとして使えるで!
結論:拾ってきた石でも利用可能

川や海辺で拾ってきた石でもサウナストーンとして利用可能なものもあります!
しかし、どんな石でも良いわけではないので以降の項目でサウナストーンに適した石について解説していきます。

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サウナストーンは特殊な石?
ロウリュをかけるような本格フィンランドサウナにとってサウナストーブの上に乗せるサウナストーンはとても重要な要素です。
サウナストーンに水をかけることで魔法のようなロウリュの熱波が発生し、サウナ入浴者を満足させること間違いなし。
しかし実はサウナストーンは何ら特殊な物である必要はありません。
サウナストーンに必要な条件
ロウリュの熱の源となるサウナストーンは特別な石のように思われがちですが、熱に強くて崩れないという条件を満たしていれば自分で拾ってきた石でもサウナで使用可能です。
サウナにおける石の状態は何千年という年月の自然の変化と同じことが、ごく短期間に行われるようなものなのです。
そのため、熱くなり急激に冷やされるという過酷な繰り返しには強靭な石のみが耐えられるのです。
サウナストーンに必要な条件
- 大きさの割に重い
(高密度であるため変形しにくい) - 崩れにくい
- 熱に強い
- 急冷しても割れない
- 表面がざらざら
(水が付着しやすくロウリュが蒸発しやすい)
自分でサウナストーンを採取してみよう

昔からフィンランドの人々に使われているサウナストーンは香花石と呼ばれるものです。
香花石は火成岩(マグマが冷えて固まった岩石)で、フィンランド全土から採取されます。
香花石は橄欖(かんらん)岩、斑糲(はんれい)岩、閃緑(せんりょく)岩、深成岩(花崗岩)の一種です。
しかし自分で川原や海辺などから集めてきた石でもサウナストーンに使うことができます。
フィンランドでは長い経験から、黒い単色の石が一番長持ちすると言われています。
また、石に筋が入っているようなものは熱するとそこから割れてしまうので使用は避けた方が良いでしょう。
採取した石がサウナストーンに適しているかテストしよう
自分で採取した石がサウナストーンとして適しているかどうかを試す方法として、ガスコンロやガスバーナーで石を熱し、次に水で急激に冷やすという方法があります。
水分を含んだ石は加熱すると石が爆ぜる場合があるので加熱する際は保護メガネなどの保護具を着用し周囲の安全に配慮してください。
割れたりひびが入ったりしなければサウナストーンとして使うことができます。
また、ハンマーなどで叩いてみて崩れないかどうか、石と石をこすり合わせて粉が出ないかどうかを確認することも必要なことです。
採取した石の適正テスト
- ガスコンロやバナーで石を加熱し水で急冷しても割れないこと
- ハンマーで叩いて崩れないこと
- 石と石をこすり合わせて粉が出ないこと
サウナストーンの大きさ
サウナストーンの大きさや量は、サウナの温度変化に大きく関係してくるので良いサウナを作る上での需要な要素です。
石の量が多すぎると温めるのに時間がかかりますが、一度温まると長時間高温を保つことができます。
逆に少なすぎるとサウナ室が暖まるのは早いが、その熱のほとんどはストーブから直接に出る熱反射によるため、不快なサウナになってしまいます。
6kWぐらいの一般的な大きさの電気式ストーブに必要な石の量は23〜25kgぐらいです。
また、ストーブに石を入れる場合のコツは大きな石を下に、小さな石を上に配置することで、あまり詰め込みすぎても隙間がありすぎてもいけません。
1つの石の大きさは薪で燃やすタイプのストーブの場合は直径が7〜21cmですが、電気式ストーブの場合はヒーターの熱を伝えやすくするためにもう少し小さくし5〜7cmぐらいが良いと言われています。
サウナストーンは定期的に新しくする

サウナ使用時のストーブの石は500〜800℃もの高温になります。
長年使っていると少しずつ壊れてくるので、ある一定期間で新しいものに取り替えた方が良いでしょう。
取り替え時期の目安としては石が熱くなるのが遅くなった時、または300回ぐらいサウナを温めた時です。
また、熱により黒くなった石は1年に1回ぐらいブラシで汚れを落とすようにし、石をチェックするときは全ての石をストーブから出して調べると良いです。
結論:川原や海岸で採取した石でもちゃんと選べばサウナストーンして使用は可能
市販のサウナストーンを購入するとまあまあ良い値段がしますよね。
でも、所詮石ころ。されど石ころ。
市販のサウナストーンも結局はどこかで採取された石ころなのです。
サウナストーンにどのような要素が必要なのか分かってしまえば意外と簡単に無料で手に入ることがわかりました。

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