戦争の最前線でもサウナに入浴していたフィンランド人!?
フィンランド人の生活にはサウナは必要不可欠な存在です。
それは、戦争の最前線であってもです。
フィンランド人にとってサウナが如何に手放せないものなのかを説明するおもしろい逸話があるので紹介します。
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フィンランド人は戦争の最前線でもサウナに入浴していた!?
それは戦争中、最前線にいた兵士でさえ頻繁にサウナを利用したという逸話です。
時は第二次世界大戦、フィンランドVSソ連!
第二次世界大戦ではフィンランドはいわゆる冬戦争(第1次ソ芬戦争 1939年11月-1940年3月)でソ連と戦い、その継続戦争(第2次ソ芬戦争 1941年6月-1944年9月)でドイツ側に立ってソ連と戦いました。
なんとフィンランド兵たちはこれらの戦争の最中、一番過酷な前線でさえサウナに入浴していたのです。
戦地ではもちろん塹壕や要塞、野戦病院などさまざまな施設を作りますが、フィンランド人にとってやはり欠かせなかったのがそう、サウナなのです。
普通に考えて入浴中に敵軍がやってきたらスッポンポンの状態でどうやって逃げ切れるのかと思うのですが、実際にサウナベンチの上で命を落としたフィンランド兵も多数いたそうな。
しかし命をかけてでもフィンランド軍にとってサウナは、兵士の戦意を高揚させ団結力を高める上で必要不可欠なものでした。
衝撃的!実際の戦争でのフィンランド人のサウナ伝説!
フィンランドに伝わる面白い逸話があるので紹介しまーす!
ある部隊が東部カレリア地方(フィンランドの南東部からロシアの北西部にかけて広がる森林と湖沼の多い地方)にいたとき、彼らはサウナの中で自分達が戦地にいることを忘れてしまったという逸話である。
敵は近くにはいないと考え、彼らは軍用のサウナで蒸気を浴びて戦疲れを癒していました。
兵士たちがサウナでロウリュで熱波を浴びているその最中に、前線の位置は移動し自軍の他のフィンランド兵たちは退却してしまっていたのであった。
サウナの中に残された兵士がサウナ小屋から外に出ると何ということか!
前線は既に破られサウナ部隊?(笑)はソ連軍の領域の中にいたのでした!
Herranjumala!(オーマイゴッド!)
隊長!我々はサウナに取り残されてしまったようです!
彼らの部隊は総勢40人ぐらいで武器や服も無く文字通り裸一貫で取り残されてしまったのだった。
そして近くでは敵の戦車のキャタピラの音が聞こえてくる…
状況を把握した彼らはなんともう一度サウナに戻り熱気を浴び士気を高め、そして深い森の中へ身を潜めたのだった。
その後、夜のうちに前線を突破し、二日間ピート(泥状の炭)の沼地と藪の中をくぐり抜け全員無事で味方の陣地まで戻ってきたそうだ。
裸で体中傷だらけになった彼らが味方の陣地でまず最初にサウナに入ったことは言うまでもない。
兵士たちはその後自慢気に語った。
命がけだったが最高にととのったぜ!
現在のフィンランド国防軍でも軍用サウナは運用されている
現代のフィンランド軍では自由な時間があれば、毎朝と毎晩サウナが暖められ、兵士たちが熱波とともにリラクゼーションを楽しむことができるようです。
なんと羨ましいこと。
自衛隊でもサウナを導入すればいいのにね!
フィンランドとソ連の戦いを描いた戦争映画「アンノウンソルジャー」
我々がソ連に復讐を挑んだ戦争ドラマなのであります!
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まとめ
なんと、戦争の前線でもサウナに入るフィンランド兵とは!まったく恐れ入ります。
現代人がストレス社会での疲れをサウナで癒すように、戦争では肉体的にも精神的にも更に過酷な状況でしょうから戦場の兵士ならなおさらサウナでの癒しが必要だったんでしょうね。
この逸話は若干、誇張しすぎ感はありますがサウナ狂のフィンランド人なら実際にありそうな話だと思うのは私だけでしょうか。