住宅用サウナの作り方|施工の実践編

蒸風呂好太郎

この記事では、住宅用の小規模サウナの建設に関して、工務店やDIYビルダー向けに具体的な施工方法を詳しく解説しています。

目次

計画

サウナ室の大きさの計画

サウナを設置する際には、家の中でも特に乾燥して換気の良い部屋を選ぶことが重要です。
サウナの適切なサイズは以下の通りです。

サウナ室のサイズの目安
  • 1人当たりの総容量:約2.5〜3㎥
  • 内部の高さ:2,100〜2,300 mm

壁や天井には、石ブロック、石膏ボード、または木板を使用することができます。
床材はセラミックタイルが推奨され、排水溝の設置もお勧めします。

ヒーターを選ぶ際には、電気ヒーターや薪ヒーターのモデルに応じて、取扱説明書を細かく読むか、サポートサービスに相談することが大切です。

電気ヒーターを選んだ場合は、供給可能な電力(kW)と、必要な電源の種類が200Vであるか、また単相か三相かを確認してください。

薪ヒーターを選んだ場合は、既存の煙突に接続できるかどうか、または新たに煙突を建設する必要があるかを確認し、地元の消防署に相談してください。

通常、ヒーターは入口ドアと同じ側の角に配置され、サウナのドアは外向きに開くように設計する必要があります。

すべての電気配線と設備の取り付けは、現行の安全規制に従い、プロの認定電気技師によって行われるべきです。薪ヒーターや煙突の設置も、認定された専門家による作業が必要です。

もし建築ツールや材料を扱うことに自信があり、経験があれば、プロジェクトは順調に進むでしょう!

蒸風呂好太郎

サウナの設計からチラー付き水風呂の導入方法まで詳しく網羅した自宅サウナを作るための完全マニュアルの記事もございます。
詳細なサウナ建築方法を詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです!

おうちdeサウナ

換気

サウナ室の換気設計

適切な換気を施したサウナは、優れた空気交換能力を持ち、室内を迅速かつ均一に加熱することができます。
これにより、サウナの耐用年数が大幅に延び、カビや真菌の被害から建材を保護することができます。
良好な構造と適切な換気を備えたサウナでのみ、その全てのメリットを享受し、健康を向上させることが可能です。

蒸風呂好太郎
サウナエンジニア
フィンランドのように日本でもあたりまえに各家庭にサウナのある生活様式を普及させるためにこのブログを始めました♨️

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